北海道マラソン 今夏休止 東京五輪・パラと重なり 組織委

北海道マラソン 今夏休止 東京五輪・パラと重なり 組織委
昨年8月25日に行われた北海道マラソンで一斉にスタートするランナー

 北海道マラソン組織委員会(道陸上競技協会、道、札幌市などで構成)は30日、札幌市内で実行委員会を開き、今夏予定していた大会の休止を決定した。東京五輪・パラリンピックの開催時期と重なったことなどが理由。2万人規模のランナーが参加している同大会が休止するのは、1987年の第1回大会以来、初めて。

 大会は例年、8月の最終日曜日に開催されている。今年の開催予定日は8月30日となるが、東京パラリンピックの期間と重なるため、運営全般に関わる要員の確保が困難な状況。さらに8月6~9日に東京五輪マラソン・競歩が札幌で開催されることが決定。北海道マラソンで会場としている大通公園内に五輪関係施設が設置され、現状回復に長期間かかることも重視し、初の休止を決めた。

 北海道マラソンは、87年に約400人が参加してスタート。2016年の第30回大会から約2万人が出場する大会になるなど本道を代表するマラソン。17年から東京五輪のマラソン代表を決める「マラソン・グランド・チャンピオンシップ」(MGC)の1次選考レースとなり、女子で17年の覇者・前田穂南選手(天満屋)がMGCで1位、18年優勝の鈴木亜由子選手(日本郵政グループ)が同2位となり、五輪切符を獲得している。また、18年には「視覚障がい者の部」も新設し、昨年の大会では、東京パラリンピック視覚障害者マラソンの代表選考レースになっている。

 大会史上初の休止について鶴井享実行委員長は「大会を楽しみにしていたランナーには大変申し訳なく思う」とした上で、「五輪のマラソンは北海道マラソンのコースをベースに行われることから、来年の次回はこれまで以上に注目される大会になる。その時に向けて準備を進め、一層魅力ある大会にしていきたい」とコメントを出した。

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