市民防災講座 246人が災害に備え 衣類で応用 応急担架

市民防災講座 246人が災害に備え 衣類で応用 応急担架
止血法を学ぶ参加者ら

 苫小牧市は1月29、30の両日、市役所で市民向けの防災講座を開いた。消防職員らを講師に迎えた4講座に、延べ246人が出席。防災に関する知識を深めた。

 30日は市消防署救急課長の田中一夫さん(56)が実技を交えながら、万が一、事故現場などに遭遇した際の救急救命に必要な知識を紹介。市民約30人が衣類で担架を作る方法やけが人の搬送、三角巾を用いた止血の方法などを学んだ。

 田中さんは「救急車到着までの間は皆さんが頼り。一人でも多くの人に知識を伝えてほしい」と呼び掛けた。市内大成町の主婦(75)は「いざというとき、冷静に止血法などを思い出せるようにしたい」と話していた。

 この日は、東日本大震災で被災した岩手県陸前高田市の女性の体験談にも耳を傾けた。

 29日には、道立総合研究機構の研究者が胆振東部地震の建物被害、デマ情報に対する心構えなどについて講話。室蘭地方気象台の予報官は、ハザードマップ(災害予測地図)の使い方などを説明した。

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