新型肺炎 診察・検査専用室を設置 動線分け感染拡大防止 苫小牧市立病院

新型肺炎 診察・検査専用室を設置 動線分け感染拡大防止 苫小牧市立病院
一般患者と接触しないよう設けられた診察や検査の専用室

 東胆振地方で唯一、指定医療機関に指定されている苫小牧市立病院(松岡伸一院長)は、新型コロナウイルスによる肺炎患者の拡大を受け、感染が疑わしい患者を診察・検査する専用室を院内に設けた。一般の患者と接触させないよう出入り口や院内の動線も分離している。同院は「市民の安心安全を守るため、万が一に備えていく」としている。

 専用室は1月24日に設置した。正面玄関や救急玄関から離れた別の出入り口脇の空き室を活用している。保健所から感染の疑いがある患者情報を受けると、医師と看護師が感染防止対策用の使い捨ての簡易型防護服やマスク、ゴーグルを装着して待機。迅速診断キットでインフルエンザなどの感染症の有無や具体的な症状を調べる。

 これらの検査で診断ができない場合、保健所の判断を踏まえて患者から検体を採取。札幌市の道立衛生研究所に送り、新型コロナウイルス感染の有無を確認する。検査結果が判明するまでに1日程度かかるため、患者はウイルス対策を施している院内の感染病床で待機する。結果が陽性だった場合、そのまま同病床で治療を行う。

 佐々木薫事務部長は「出入り口や病室、診察、検査場所を一般患者と分け、接触することがないよう対策を講じている。感染疑いの患者が確認された場合は保健所と連携して適切な対応を進めていきたい」と話している。

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