格差是正に一丸で 暮らしの安全・安心へ決意 連合北海道が結成30周年

格差是正に一丸で 暮らしの安全・安心へ決意 連合北海道が結成30周年
結成30周年を祝って「鏡開き」も行った記念レセプション=1日夜、京王プラザホテル札幌

 道内最大の労働団体、連合北海道(杉山元・会長、組合員26万5000人)は1日、結成30周年の節目を迎えた。札幌市内のホテルで、約450人が出席した記念式典とレセプションを開催。杉山会長は「時代が変化する中、格差の是正など残された課題は少なくない。連合運動の基本姿勢のもと、道民、働く人たちの暮らしの安全・安心に向け、一丸となって取り組んでいきたい」と決意を述べた。

 連合北海道は「平和、幸せ、道ひらく」をスローガンに掲げ、1990年2月1日に結成。当時の全道労協、道同盟、道中立労連が大同団結し、誕生した。

 記念式典で、杉山会長は結成からの30年を振り返り「幾多の困難や課題に真正面から向き合い、乗り越えてきた」と強調。「結成当時の理念と精神は今も脈々と受け継がれている。引き続き、不条理に対して闘う姿勢を持ち、行動することを使命として連合運動に取り組む」と抱負を語った。

 式典では国会議員団、地域協議会関係者など計41人を功労者として表彰。功労者を代表してあいさつに立った元会長の高柳薫顧問は「2009年の歴史的な政権交代、そしてその後は旧民主党勢力が分裂し、それぞれの政党の支持をめぐってOBも含めて構成組織に亀裂が生じ、連合が難しいかじ取りを強いられている」と現状を指摘。「労働戦線を統一した連合発足の原点を振り返り、心と力を合わせ、新たな歴史を積み重ねてほしい」と求めた。

 式典終了後のレセプションには、連合本部の相原康伸事務局長、立憲民主党道連の逢坂誠二代表、国民民主党道連の徳永エリ代表らも出席。相原事務局長は「この30年で労働の姿は大きく変化した。年齢、性別、障害、国籍に関係なく地域の多様な支え手との結節点として、連合も新しいエネルギーを見いだしていかなければならない」とあいさつ。逢坂代表は「連合運動は働く者だけでなく、経営者や政府、日本の将来のためにも非常に重要だ」と祝辞を述べ、徳永代表も「人口減少が深刻な問題になり、政策の大転換の時を迎えている。政治が大きな一歩を踏み出すため、今後も連合の助言が必要」とエールを送った。

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