胆振、日高の9消防本部を対象にした、第37回道南地区協議会消防職員意見発表大会が1月31日、苫小牧市消防本部で開かれた。消防職員14人が業務への思いや課題、対策などを堂々と発表した。
全国消防長会北海道支部道南地区協議会が主催。関係者ら約70人が見守る中、各消防本部で選抜された発表者が制限時間5分で意見を述べた。
最優秀賞は、日高西部消防組合消防本部の消防士宇川耕平さん(27)で発表テーマは「5枚のタオル」。破水した妊婦が平取消防署に駆け込んだ実体験を踏まえ、出産可能な病院がない産科医療過疎地域の厳しい現状を訴えた。
新生児の救急搬送で、低体温に気を配る必要性から考案したタオルの使い方について紹介。羊水などを拭き取り、抱きしめて温める順番をタオル5枚にそれぞれ書き込み誰でも実践できるようにしたとし、「産科医療過疎地域という名の水分を拭き取る」と力を込めた。
優秀賞は、室蘭市消防本部の消防士長広瀬尚耶さん(30)でテーマは「オープンデータな消防へ」。2人は道南地区代表として、4月に札幌で開かれる全道大会に進む。
















