野鳥のオオジシギについて調査している苫小牧市内の小学生らでつくる「オオジシギ調べ隊」が2日、市内植苗のウトナイ湖野生鳥獣保護センターで市民向けの報告会を行った。日本野鳥の会(東京)が企画した越冬先のオーストラリア(豪州)を今年1月に現地調査した内容で、環境を保全する重要性などを訴えた。
2016年から同会が取り組むオオジシギ保護プロジェクトの一環。調べ隊6人と保護者ら一行13人が1月6日から12日まで豪州を訪問し、オオジシギが越冬する湿地での保護活動に参加した。
報告は全隊員が行い、オオジシギに衛星追跡用送信機を装着する様子を見て「優しく接していることに感動した」などと感想を語った。また、勇払原野に戻ってくることを期待している児童も多く「鳥がすみやすい環境が欠かせない」と出席した市民らに呼び掛けた。
ウトナイ湖サンクチュアリネイチャーセンターの中村聡チーフレンジャーは「勇払原野と豪州の両方の湿地を守らないとオオジシギが絶滅してしまうと肌で感じたようだ」と述べた。
















