苫小牧市社会福祉協議会ボランティアセンターは1日、市民活動センターで防災ボランティア研修交流会を開いた。市内から31人が参加した。市の市民生活部危機管理室の職員2人が講師を務め、地震や集中豪雨など自然災害が発生した場合の対応方法を図上で検討する「災害図上訓練」(DIG)を行いながら、地域に潜んでいる災害の危険性や課題を学んだ。
今回の訓練では、市内を6エリアに分けてグループごとにハザードマップ(災害予測図)を使って危険な箇所など課題点を書き出し、災害リスクを整理した。図上に医療機関や避難所、公共施設などの位置を記していきながら、安全に移動できるルートの確認や防災対策の方法を真剣に議論。早朝に地震が発生した場合の初動対応でも意見を交わした。
各グループの検討結果発表では、冠水が起こりやすい市道や近所付き合いが希薄で安全確認が不十分な集合住宅などの課題が報告された。参加者からは、災害が起きたときの避難対策や共助の仕組みづくりに向けた町内会への加入促進といった提案があった。
市の担当者は「研修を通じて地域の課題に気付くことができた。今後も協力しながら災害に強いまちを目指したい」と話し、研修機会を継続する大切さを強調した。
















