20年度予算案 知事査定スタート 鈴木道政初の本格編成 「時間を意識、知恵と力結集」

20年度予算案 知事査定スタート 鈴木道政初の本格編成 「時間を意識、知恵と力結集」
道の新年度予算編成は大詰め。知事査定もスタート=3日午後、道庁

 鈴木直道知事は3日、2020年度予算案の知事査定をスタートした。昨春の鈴木道政誕生以降、初の本格的な予算編成。知事は▽時間という尺度を意識する▽知恵と力を結集する―の2点を重視して編成する考えを示した。新年度予算案は21日に記者発表し、27日開会予定の第1回定例道議会に提案される。

 20年度の政策検討の基本方針としては(1)北海道の新たなステージを切り拓(ひら)く(2)地域・産業(3)人材―の3本を柱に、4月の「民族共生象徴空間(ウポポイ)」開業を捉えたアイヌ政策の推進など計14項目を盛っている。また、予算編成方針では、逼迫(ひっぱく)する道財政を踏まえ、歳出の削減・効率化を図り、優先度の高い施策に、行財政資源の効果的・効率的に配分することなどを掲げている。

 知事査定初日に知事は、幹部職員に予算編成の姿勢を改めて説明。「知事就任後、約9カ月。多くの地域を訪れてさまざまな方と議論し、課題を共有してきた。職員ともあらゆる場面で議論を重ね、政策検討を進めてきた」と切り出し、重視するポイントとして2点を挙げた。

 「時間という尺度―」については、「役所は単年度主義だが、今後、10年間のロードマップとして考えることも必要」と指摘。20年度は「ウポポイのオープンや東京五輪のマラソン・競歩・サッカーの札幌開催など、ビッグイベントが相次ぐ」と強調し、「一つ一つをしっかり成功させ、その先の10年間の取り組みの成功の連鎖につなげていくことが重要」と述べた。

 「知恵と力―」では、「道内外の方を巻き込み、ノウハウやネットワークを生かし、資金の提供なども受け、力にしていきたい」と説明。さらに「道庁の底力を発揮できる政策、予算を作り上げていきたい」との姿勢を示した。

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