苫小牧市は3日、2020年度一般会計予算案を19年度比1・9%増の815億600万円とする方針を明らかにした。4期目の岩倉博文市長が編成する、当初予算案としては06年の市長就任以降で、最高額となる。公共施設の老朽化に伴う大型工事などが、予算規模を押し上げたとみられる。
一般会計は、3年連続の増加。この20年間では、苫小牧拓勇小学校建設事業費などを盛った01年度当初予算(817億円)に次ぐ規模となる。
このうち、建築、土木を含む公共事業費は19年度比1・5%増の135億円に達する見通し。日新団地の市営住宅更新、苫小牧東中学校敷地内に苫小牧東小学校が移転することに伴う各校舎の改築工事、苫小牧清水小体育館の耐震化、苫小牧啓北中の校舎解体工事などが予定されており、各施設の老朽化に伴う建築関連事業が集中する。
この他、カジノを含む統合型リゾート施設(IR)の誘致を見据え、誘客の波及効果を探る国際リゾート構想推進事業費として1500万円が計上される見込み。
一般会計に特別、企業両会計を加えた全会計の総額は同1・7%増の1363億4800万円。
20年度予算案の詳細については岩倉市長が12日に記者会見を開き、公表する。
















