東日本大震災を教訓に制定された「津波防災の日」の5日、苫小牧港湾地域2カ所で津波や火災を想定した避難訓練が行われた。港湾関係者ら約100人が参加。津波発生に備えて避難ルートを確認し、地震の発生時に身を守る手順を確認した。
このうち苫小牧市弁天の大型冷凍冷蔵倉庫「北海道クールロジスティクスプレイス」で行われた訓練では、同庫を運営する苫小牧埠頭や近隣企業の従業員ら約30人が参加。午前10時に訓練の警報が鳴ると、徒歩で続々と同庫に集まった。参加者は高さ約35メートルの屋上まで階段を上り、息を切らしながら15分ほどで避難を完了した。
同社の田中幸クールロジスティクス事業部長(63)は「実際に危険が迫った時は走るので、さらに時間が短縮できるのでは」と話し、「何回も(訓練を)繰り返すことで、ここに来れば避難できるという意識が広まる」と訓練の意義を強調していた。
西港フェリーターミナルでも訓練を実施し、同ターミナルを運営する苫小牧港開発の従業員ら約70人が参加。消火器を使った初期消火の対応やターミナル屋上への避難を体験した。
















