記者コラム 風 昆虫食

記者コラム 風 昆虫食

 苫小牧市まちなか交流センター・ココトマで開かれている「世界のきもいフード展」(16日まで)を見に行った。会場内にはミールワームやマグロの目玉、タランチュラなどが瓶詰めで展示されている。なかなかの気持ち悪さだった。

 だが、世界では人口増加に伴う食糧不足などの問題を背景に、昆虫食が注目されていると聞く。海外の市場に行くと、日本では見られない食材が売られており、食文化や考え方の違いに驚くこともある。

 農林水産省によると、日本では食料自給率(2018年度、カロリーベース)が37%と先進国の中で最低の水準。だが、食品ロスが年間643万トン(16年度推計値)も発生している。

 まだ食べられる食品が捨てられるのはもったいない。他国との貿易により、われわれが好きな時においしい物を食べられる飽食の環境が作られている。

 世界の食糧不足を救う一つの手段として期待される昆虫食だが、慣れるのには時間がかかりそうだ。そのまま食べるのではなく、ミンチ状に加工したり、つくだ煮のような日本人が食べやすい味にするなど、工夫を凝らせば国内でも普及するかもしれない。(室)

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