消費額最大426億円減少 道銀研究所試算 道内経済に影響

消費額最大426億円減少 道銀研究所試算 道内経済に影響

 新型コロナウイルスの感染が拡大している問題で、道銀地域総合研究所(上杉真社長)は4日、中国人観光客減少が本道経済にもたらす影響についての試算を発表した。3月末までに最大で中国人観光客は19万1000人減少し、観光消費額は426億4000万円減少すると推計した。

 1月31日時点の情報を基に推計。1~3月の中国人観光客について(1)団体客がゼロになった場合(2)団体客とパッケージ客がゼロとなった場合(3)個人手配も減少し、半減した場合―の3パターンを試算した。

 中国人観光客の減少人数は(1)で9万5000人だが、(2)では13万5000人、(3)では19万1000人まで膨れると算出。観光消費の減少額も212億4000万円から、最大で426億4000万円とはじいた。

 道内生産の減少額は(1)では319億5000万円、(2)では454億3000万円、最大の(3)で641億6000万円と試算。

 道内GDPの減少額は(1)で181億6000万円、(2)で258億2000万円、(3)で364億7000万円になると推計。GDPの成長率で0・09~0・18%が押し下げられると推計した。

 新型肺炎の拡大に伴い、欧米からの観光客減少も懸念されるが、今回の予測には織り込んでいない。道銀総研では、影響は中国以外を含めて長期間にわたるとみて、額は今後さらに膨らむ可能性があることを指摘している。

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