苫小牧市国民健康保険運営協議会(渡辺敏明会長、委員10人)が4日、市役所で開かれ、2020年度国民健康保険事業特別会計予算案などを原案通り承認した。20日に開会する苫小牧市議会定例会で審議される。
事務局の市によると、20年度予算案は、19年度当初予算と比べて2億5968万4000円少ない159億6486万4000円とした。国保事業に加入する被保険者数減少に伴う調定額の減額、同事業費納付金の算定方法変更による道支出金の減額などを理由に挙げた。全体の保険給付費は横ばいで推移しているものの、高齢化や高額な薬剤の保険適用で1人当たりの給付費が増加傾向にあることも説明した。
委員からは高齢化に伴う医療費の高額化が進む中、世帯数や被保険者の減少を懸念し「赤字になる可能性はあるのか」と指摘があった。これに対し事務局は「今後の財政運営上で大きな問題と受け止めている。国の財政支援状況にもよるが、税率など負担増を含めた対応も考える必要がある」と述べた。
















