苫小牧港管理組合議会は6日、第1回定例会を開き、総額で97億3286万円(19年度比4・6%増)の2020年度予算案を原案通り可決した。一般会計予算には、苫小牧港・東港周文埠頭(ふとう)1号岸壁新設の事前調査設計費などを盛り込んだ。
予算の内訳は、一般会計が56億356万円で19年度比0・4%減。特別会計は41億2930万円で12・2%増となった。
周文埠頭1号岸壁は、新日本海フェリーの船舶が接岸する同2号岸壁の隣に建設し、延長270メートル、水深9メートル。ばら積み貨物の荷揚げなどに使い、西港の混雑解消にもつなげる。工事は国の直轄事業とし、事前調査設計費の負担金1000万円を計上した。
2号岸壁は苫東開発の一環で、先行して1991年度に整備されている。
このほか、今年度、実施設計をした4基目のガントリークレーンの建設費として、東港中央埠頭用地造成工事などと合わせ、特別会計の東港整備事業費の一部に7億9400万円を計上した。
港湾管理者の岩倉博文苫小牧市長は、所信表明で「東港は公共岸壁が不足しており、周文埠頭に新設し、利便性を向上させる」と強調。国際コンテナターミナルについては「機能向上と安全稼働へ、ガントリークレーン4号機を早期に整備する」述べた。
一般質問では、船舶との衝突事故が後を絶たないガントリークレーンや新型コロナウイルスへの対応について質疑があり、理事者側はそれぞれ「再発防止にしっかり取り組む」「小樽検疫所とも連絡体制を確認している」とした。
















