北海道電力は7日、札幌市内で記者会見し、3月から首都圏で家庭向けの電力販売を始めると発表した。首都圏をエリアとする東京電力エナジーパートナーの標準的なプランより約1~3%安い三つの料金プランを用意するほか、新規加入キャンペーンも展開。進学や就職、転勤などで首都圏エリアでの新生活を始める本道ゆかりの人への加入を呼び掛けていく。
2019年度の経営計画の中に盛り込んだ収入拡大に向けた取り組み。同社は電力自由化により消費者が発電会社を選べるようになった16年から、法人を対象に首都圏で電力販売しており、これまで3万キロワットを超える契約を獲得してきた。
新たなプランは、(1)北海道ベーシックプランB・C(2)ANAマイルプランB(3)北海道パワープランで、いずれの料金も首都圏にある他社の水準を加味して設定した。
(1)は家庭向けの最も標準的なプランで、年に1回道産品が送られる。月額基本料金は、道内で多く契約されている同社の「従量電灯B」と比較すると10アンペア当たり55円安い。電気料金も従量電灯Bのモデル料金と同じ30アンペア、230キロワット使用時には1213円安くなる。
(2)は支払いをANAカードで行うことで200円につき1マイルたまるのが特徴。(3)は商店、事務所、工場などで大型の冷蔵庫などを利用する人向け。
新規加入キャンペーンとして、5月末までに(1)に加入した人を対象に、契約開始から最初の2カ月は基本料金が無料。(1)~(3)のいずれかに加入した人の中から抽選で150人に北海道グルメのカタログギフトを贈る。
同社の松原宏樹常務は年間1万件の契約を目標とし、「北海道から就職、転勤する人にメリットを届け、北海道とのつながりを感じてほしい」と述べた。
申し込みは3月2日から同社ホームページで可能。
















