東胆振地域ブランド創造協 地元産の食材使用のスープ商品化へ、3種の試作品で市場調査 「大きな手応え感じた」

東胆振地域ブランド創造協 地元産の食材使用のスープ商品化へ、3種の試作品で市場調査 「大きな手応え感じた」
とまこまいスケートまつり会場で、試作した3種類のスープの販売調査に取り組む東胆振の自治体職員ら

 苫小牧市と白老、安平、厚真、むかわの4町でつくる東胆振地域ブランド創造協議会(会長・岩倉博文苫小牧市長)は、地元食材を使ったスープの商品開発を進めている。土産品などに向けて冷凍保存が可能なものを目指しており、今月2日のとまこまいスケートまつり会場で実施した試作品3種類のテスト販売と購入者アンケートでは高い評価を得た。将来的には希望する企業などにノウハウを提供し、事業化してもらう意向で、地元産農産物の消費拡大を通じた地域活性化につなげたい考えだ。

 東胆振の食材を使った付加価値の高い加工品を開発しようと、2018年度に商品開発に着手した。苫小牧のまちなか交流センター・ココトマのカフェで提供しているスープを基本メニューとし、冷凍保存できるよう改良。冷凍に対応する食材選びなどを苫小牧工業高等専門学校とともに研究し、厚真・安平産の鶏肉とむかわ産ジャガイモを使ったクリームスープ、白老牛を入れたカレースープ、苫小牧産トマトと安平産モッツァレラチーズのミネストローネの3種類を試作した。

 今月2日のスケートまつり会場では1杯300~350円で販売。185人が購入し、延べ71人がアンケートに答えた。味の感想を5段階で質問したところ、カレースープは全体の81%が「大変おいしい」と回答。ミネストローネも70%、クリームスープも59%といずれも好評だった。

 価格設定もマグカップ1杯当たり400~500円まで出してもいいという回答が多く、「具だくさんでおいしい」「パンも付けて600円でやってほしい」などの感想も寄せられた。

 同協議会では、東胆振地域で生産された野菜や肉、乳製品などの農産物を加工し、付加価値を高めることで需要拡大が期待できると強調。担当者は今回の市場調査を通じて「大きな手応えを感じた」としており、20年度中の商品化を目指し催事などのPR販売を通じて認知度を高めながら、ノウハウを継承する事業者探しなども進めるとしている。

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