千歳市支笏湖温泉の支笏湖ヒメマスふ化場で放流用の稚魚が順調に成長している。腹に赤い栄養袋「さいのう」を付け、ふ化槽内を元気いっぱいに泳ぎ回る様子がかわいらしい。湖に放たれるまでの約4カ月間、大切に育てられる。
支笏湖のヒメマスふ化・増殖事業は、千歳市の委託を受けて支笏湖漁業協同組合が行っている。昨年10月に小型定置網で親魚を捕獲。安定した漁獲量を確保するため5回に分けて約20万粒を採卵した。ふ化場には近くのシリセツナイ川から水を引き込み、水温を約7度に保って管理。1月上旬からふ化しはじめ、現在は体長1~1.3センチの元気な姿を見せている。
近年は生存率を高めるため放流時期を1カ月遅い6月にしている。今年は18万5000匹が一斉に旅に出る予定だ。支笏湖漁協の担当者は「病気もなく順調に成長しています」と話している。
















