苫工高生徒が制作「ままごとキッチン」を市民グループに寄贈

苫工高生徒が制作「ままごとキッチン」を市民グループに寄贈
手作りした「ままごとキッチン」を囲む苫工高生徒と市民グループのメンバーら

 苫小牧工業高校建築科3年生の7人グループが10日、まちなか活性化に取り組む市民グループ「できることからはじめのIPPO(いっぽ)」(荒井智子代表)に、授業で制作した木製のおもちゃ「ままごとキッチン」を寄贈した。贈られた手作り玩具は、同グループ主催の親子向けイベントなどで活用される。

 ままごとキッチンは高さ約120センチ、横幅約70センチ、奥行き約40センチの箱形。子どもの身長に合わせた位置にシンクやこんろ、魚焼きグリル、蛇口などを備えている。木製のフライパンやフライ返し、包丁などの調理器具をはじめ、スプーンやフォークなどの小物も充実。安全に本格的なままごと遊びが楽しめるのが特長だ。デザインにもこだわり、赤やオレンジの紙を挟んだ合板のペーパーウッドを使い、かわいらしく仕上げている。

 同校は3年生が数人編成のグループに分かれ、課題研究に取り組む授業を行っている。このうち建築科の男子2人と女子5人の計7人で結成した「一班」が、中心市街地の活性化につながる作品制作を研究テーマに設定。市担当課から紹介を受けた「IPPO」メンバーと協議し、子どもが喜ぶままごとキッチンを制作することにしたという。

 同グループの活動拠点である市男女平等参画推進センターを訪れた生徒の代表4人が、これらのおもちゃを寄贈。10月に制作を始め、完成まで30時間以上をかけた力作にグループメンバーも大喜びで、子どもたちが早速ままごと遊びを楽しんだ。

 制作に当たった内山心さん(18)は「自分たちの作品で遊んでもらえてうれしい。いろんな人に使ってほしい」と話した。

 寄贈品は同センター4階の図書資料室に置き、来館者に自由に遊んでもらうほか、IPPOが主催するイベントにも持ち込む予定だ。

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