官民連携の都市形成考える 市まちづくりフォーラム

官民連携の都市形成考える 市まちづくりフォーラム
官民連携のまちづくりを学んだフォーラム

 苫小牧市はこのほど、まちづくりフォーラムを市内表町のまちなか交流センター・ココトマで開いた。市職員や民間企業、団体の職員など約70人が参加し、自治体と民間による官民連携の都市形成方法について理解を深めた。

 フォーラムでは、建築家で建築設計会社ワークヴィジョンズ(東京)の西村浩社長が講演した。各地で建築物を中心とした地域振興に携わり、道内ではJR岩見沢駅の設計を手掛けた経験を持つ。

 講演では、民間の空き物件と付近の公共水路を生かしたまちづくりを古里の佐賀市で展開した事例を紹介。「公共空間を魅力的に使うことで沿道の民間建築物の価値が上がった」と説明した。

 民間の中古物件を生かして小規模な民間投資を進める方法については「不動産収益が上がると建て替えや再開発が進む」と語り、「苫小牧にしかない価値は何かを考えて」と呼び掛けた。さらに「地域活性化に取り組む仲間は、地元だけでなく、大都市でも探してみて」と助言した。

 公共空間を民間に開放し、質の高い維持管理を実現する「稼ぐ公共空間」を提唱し、「行政も民間も意識を変えないと、まちは変わらない」と締めくくった。

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