千歳市内の千歳高校国際流通科の3年生が、地元の田中製餡北海道支店の協力を得て商品開発したかぼちゃあんの「たい焼き」を2~4日、同社直営店・田中家=同市住吉=で販売した。3日間で418個を販売し、確かな手応えに自信を深めていた。
授業の課題研究。3年1組の東川グループ(6人)は、野菜やあんこが苦手な人でも食べられて食べ応えのあるスイーツを-と、カボチャを使ったたい焼きの商品化を決めた。原料は、市内の松浦農園が大玉で甘く、ホクホクとした食感の品種「ロロン」90キロを無償提供した。
東川グループは、10月に行われた「千歳市場祭り」でかぼちゃあんのたい焼きを300個完売した。今回は、千歳産の小豆あんとかぼちゃあんが半々の焼きたてを1個250円で販売した。田中家の伊藤美紀店長も「あんは半々にしておいしく焼き上がった。(SNSで知った)市外のお客さまも来店された。若者パワーはすごい」と驚く。
空知管内長沼町から訪れた黒川果鈴さん(18)は「カボチャが大好き。おいしそう」と話し、早速購入していた。
教科担任の近藤啓一教諭によると、課題は「マーケティングや地学協働、規格外の野菜を使用してフードロスにも視点を当てた」という。リーダーの東川悠人さん(18)は収穫から試作、商品化までを振り返り、「企画案を企業に持ち込み交渉した。助言を得て生まれた商品。順調に売れてうれしい」と笑顔で話した。
売り上げの一部は千歳市に寄付し、地域に役立ててもらう考えという。



















