氷濤まつりの 氷像解ける 苫小牧など全地点で最高気温 上空に4月並み暖気 あすまで ショック

氷濤まつりの 氷像解ける 苫小牧など全地点で最高気温 上空に4月並み暖気 あすまで ショック
氷が解けて天井から空が見えるようになったウェルカムゲート=14日午後0時45分ごろ、支笏湖氷濤まつり会場

 上空に4月並みの暖気が流入した影響で胆振地方では13日、各地で気温が上昇し、白老町森野で10・2度、むかわ町鵡川で9・2度、厚真町で9・7度を観測し、11地点中5地点で2月としては観測史上最高となった。苫小牧をはじめ全地点で今年の最高気温を記録。3月下旬から4月上旬並みの暖かさだった。この影響で、開催中の2020千歳・支笏湖氷濤まつり(支笏湖まつり実行委員会主催)の氷像が一部解け出し、利用を制限するなど冬の催事に影響が出ている。

 このほかの地点の気温を見ると、苫小牧は6・5度、白老町白老は5・8度、むかわ町穂別は9・3度を観測している。室蘭地方気象台は15日も気温が上昇することから、なだれや屋根などからの落雪への注意が必要と呼び掛けている。

 16、17両日にかけては低気圧の接近で荒れた天候になる見通し。まとまった降雪が予想されることから、同気象台が注意喚起をしている。なお、週明けは平年並みの気温に戻るという。

 一方、気温の上昇に伴って千歳・支笏湖氷濤まつり会場では、大小約30基の氷像の多くで氷が解け出す事態となっている。崩れる危険があることから、滑り台や展望台、内部に入ることのできる氷像の多くを利用中止にした。制作を担当した実行委メンバーは「最後までしっかりとした氷像をお客さまに見ていただきたかった」と肩を落としている。

 実行委はアイスシャンデリアや展望台などへの立ち入りも禁止。滑り台や子ども用リンクも利用中止を決めた。氷が落ちる可能性のある氷像は、周囲2メートルをネットで囲い安全に配慮。スタッフの見回りも強化している。

 気象庁によると、支笏湖畔は12日に5・4度、13日に9・4度の最高気温を観測している。

 まつりは16日が最終日だが、実行委は氷像の利用を制限したまま継続開催する方針。期間中は入場時の協力金300円は受け取らず、無料で入場者を受け入れる。

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