第69回社会を明るくする運動作文コンテスト(法務省など主催)の全国小学生の部で、苫小牧樽前小6年の二瓶晴嬉さん(12)が優秀賞を受賞した。市内では15年ぶりの快挙で、このほど岩倉博文市長を表敬訪問し、笑顔で受賞を報告した。二瓶さんは「何度も書き直して頑張ったので、うれしい」と喜んでいる。
コンテストは日常生活の体験を基に、犯罪や非行のない地域社会づくりや犯罪、非行をした人の立ち直りについて感じたことなどがテーマ。今回は全国の小学校から15万1753点の応募があった。読み手を引きつける文章かどうかなどを基準に審査し、小学生は最優秀賞1点と優秀賞15点が選ばれる。
二瓶さんは「あたたかい気持ちの連鎖を始めよう」と題して夏休みの宿題で作文を執筆。拓勇東町内会のイベントで、地域住民と児童がバスごっこをまねて集団登校するウオーキングバスに参加していた小学生が、中高生になって町内会活動を手伝ったり、役員になったりしていることを知り、「あたたかい気持ちは連鎖することに気がついた」とまとめた。小学生の自分でもできるアイデアを考えて「私も(一歩を)ふみ出してみようと思います」と記した。
二瓶さんは岩倉市長に報告する中で「人と人がつながるウオーキングバスを市民に詳しく知ってもらい、広がってほしい」と期待。岩倉市長は「文章を書いて伝えることは非常に難しいこと。町内会の人たちにも読んでほしい」と快挙をたたえた。
母の奈津香さん(44)は「受賞が自信となって、作文が得意になってくれたらうれしい」と目を細めていた。
二瓶さんの同作品は、札幌地方推進委員会の最優秀賞にも選ばれている。
















