発達した低気圧が接近した影響で、道内はまとまった降雪に見舞われた。室蘭地方気象台によると、胆振地方では16日の降り始めからの降雪量が17日午前10時時点で苫小牧と安平町で20センチ、白老町が17センチ、むかわ町穂別は13センチとなった。管内では交通機関のダイヤが乱れ、苫小牧でも朝の通勤ラッシュ時間帯に主要幹線道路で渋滞が発生するなど、市民の足に影響が出た。
市道を管理する苫小牧市道路管理事務所は、17日午前0時から市内全域で歩道の除雪を開始。車道も同午前4時半から進め、同日深夜には作業が完了する見通し。今シーズンでは3回目の出動だが、全市除雪は今回が初めて。
市内では積もった雪の影響で国道などで渋滞が起き、道南バスによると、各路線とも始発から10~15分ほど遅れて通勤や通学客などに影響が出た。
新千歳空港は16日夕方から、2本の滑走路を交互に閉鎖して除雪作業を展開した。ただ悪天候の影響で成田、中部、関西など本州方面の主要路線のほか、女満別、中標津、釧路など道内路線を含め35便が欠航。17日も雪の影響などで、午前10時までに7便が欠航または欠航を決めている。
大雪から一夜明けた17日朝、苫小牧市内の住宅や店舗前では住民や店の関係者が除雪作業に汗を流した。王子町で印鑑店を営む秋山集一さん(69)は朝から雪かきに大わらわ。「天気予報を見ていたので覚悟していた。今年は雪が少ないと思っていたけど、結局は帳尻が合うのでは」と話した。
同気象台によると、低気圧が本道上空を通過する影響で17日も大気の状態が不安定になる見通し。胆振地方は17日も雪でふぶき、18日は吹雪のち曇りの予報で、交通の乱れなどに注意を呼び掛けている。
















