苫小牧市 沼ノ端 拓勇樹林の整備の在り方検討 、20年度に植生調査実施

苫小牧市 沼ノ端 拓勇樹林の整備の在り方検討 、20年度に植生調査実施
2020年度に自然環境調査が行われる予定の沼ノ端拓勇樹林地区

 苫小牧市拓勇西町に広がる沼ノ端拓勇樹林(約3・2ヘクタール)について、市は2020年度から整備の在り方を検討する方針を固めた。地域住民からごみの不法投棄や防犯面で不安の声が上がっていることから、今後の対応策を検討する。

 同樹林は1995年に市の自然環境保全地区に指定。当時は周囲に住宅がほとんどなかったが、宅地造成が進んだことでごみ問題などが浮上していた。市はこれまで下草刈りや風倒木の撤去などを行っているが、地域住民の要望を受けて検討することにした。

 今月13日の市自然環境保全審議会(星道博会長)で示されたスケジュール案によると、初年度は植生調査などを実施。その結果を盛り込んだ新たな保全計画案を21年度に策定し。近隣住民向けの説明会を経て22年度から新計画に基づく取り組みを進めたい考え。市は20年度予算案に613万円を計上している。

 保全地区指定前の1994年に市が実施した調査では157種類の植物が確認された。20年度の調査結果と比較して植生変化などを確かめる方針。新たな保全計画案は審議会を経て、22年度からの運用を目指す。

 担当する市環境生活課は「調査でどのような自然が残っているかを丁寧に調べ、現状を把握した上で検討を進めていく」としている。

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