「やさしい日本語」学ぶ 行政職員や市民30人受講 多文化共生に係る地域研修会in苫小牧

「やさしい日本語」学ぶ 行政職員や市民30人受講 多文化共生に係る地域研修会in苫小牧
外国人が理解しやすい「やさしい日本語」について伝える桑原さん(中央)

 道は14日、「多文化共生に係る地域研修会in苫小牧」を苫小牧市民活動センターで開いた。講師に札幌市在住の日本語学校教員、桑原恵さんを招き、受講者約30人が平易な表現で外国人に言葉を理解してもらう「やさしい日本語」について理解を深めた。

 道内在住の外国人が増える中、地域の受け入れ環境を整備するための初めての取り組み。2019年10月から道内各地で催し、18カ所目の苫小牧市が最後の開催地。行政職員や市民が出席した。

 桑原さんは現在の日本を「外国人と一緒に職場や社会で暮らす時代に入った」と説明。「私たちの話す速度や単語の日本語は外国人に通じない」と指摘した。外国人へのやさしい日本語の活用を、企業や自治体、医療機関などに促した。

 その上で話し言葉と書き言葉の各ルールを解説。書き言葉では「本当に必要な文章以外は省き、主語と述語を明確に」、話し言葉では「分かりづらい受動態や使役動詞は使わないで」と指導した。

 出席者は練習問題に取り組み、習得を目指した。受講した市内新開町、英会話教室勤務の木村くるみさん(46)は「外国人の同僚がいるので、文を短くしたり、大事な情報を先に伝えたりすることを意識したい」と話した。

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