記者コラム 自衛

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 「濃厚接触」という聞き慣れない言葉や、中国・武漢市が閉鎖される、まるで映画のような様子がテレビで報じられてからおよそ1カ月。道内在住の感染者も出て、新型コロナウイルスの影響は、新たな局面に入った。

 札幌市内にも不安が広がる。電車内でせきをした乗客がいれば、周辺の人は顔をそむけ座席も移動。週末の大型スーパーでは開店と同時に箱売りマスクの前に長蛇の列ができ、数十分で売り切れ。薬局には、スマートフォンで開いたフリマアプリと、数枚入りのマスクを交互に見ている、転売目的とみられる利用客もいて、これはいかがなものかと思った。

 道内在住者の感染に関する情報が追加で公開されたが、感染経路はいまだ分からず。国内でも感染事例が確認され、事態が沈静化する気配は今のところない。正しい情報公開はもちろんだが、消毒や、マスクなどの備品確保なども含め、感染拡大を防ぐための対応は急を要している。

 一人ひとりにできることは少ないが、昔幼稚園の先生にも言われた「手洗い、うがい」を改めてしっかりやるのが大切。病原菌の脅威に対して自衛できるかどうか、問われている気がする。(渡)

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