新型コロナウイルスによる肺炎の感染拡大で経営に影響が出ている事業者を対象に緊急融資制度を始める動きが、苫小牧市内に店舗を構える金融機関で広がっている。
苫小牧信用金庫は、14日に新型コロナウイルスで被害を受けた中小企業や個人事業主向けに「とましん緊急経営安定化資金」の取り扱いを始めた。融資額は100万円から5000万円。貸出期間は最長7年。金利は同金庫所定の利率とする。
3日から、本店と支店計27店に融資相談窓口を設置。9月30日まで相談を受け付ける。資金繰りなどについての相談が目立ち、担当者は「苫小牧でも宿泊業や貸し切りバス事業などに影響が出ている」(業務企画部)と話す。
北洋銀行は、1月30日から新型肺炎緊急対応融資を実施している。融資額は100万円~1億円。貸出期間は7年以内で、金利は同行所定の利率という。苫小牧中央支店を含む道内169店舗に「新型肺炎および外国人観光客減少に伴う相談窓口」を開設している。
小売業や運送業などにも新型コロナウイルスの感染拡大による影響が広がっているとみて、担当者は「道の融資制度なども紹介。迅速に、きめ細かなサポートをしていく」(広報室)と語る。
北海道銀行は1月30日、苫小牧支店など融資担当者のいる74店に相談窓口を設置。中小企業や個人事業主が対象で、同行との取引の有無は問わない。新型コロナウイルスにより影響を受けた法人・個人事業主向けに、事業継続支援資金(融資額は100万円以上1億円以下)を扱う。
担当者は「親身になって対応する」(融資部)としている。
















