苫小牧市議会が20日に開会し、五十嵐充教育長が述べた教育行政執行方針の要旨は次の通り。
【一人一人のニーズに応じた確かな学力をはぐくむ教育活動の充実】
小中連携教育「苫小牧オール9(ナイン)」において、昨年までの課題や成果を整理し、継続する。ALT(外国語指導助手)を中学校区に大幅増員し、外国語教育を推進する。プログラミング教育やLGBT(性的少数者)など新たな教育内容に関する研修講座を市教委研究所で実施。2021年度の特別支援学校開校に向け、施設整備や個別の教育相談など受け入れ態勢を整える。
【豊かな人間性と健康な体の育成】
望ましい生活習慣の確立のため、市PTA連合会と共同で策定した「情報機器の利用の約束」を入学説明会や道徳の授業で活用する。体力向上では、アクションプランや効果的な指導を行っている学校の実践例を周知。第2学校給食共同調理場の改築の取り組みを進める。
【学校・家庭・地域社会が連携した信頼される学校づくりの推進】
勇払中学校地区、開成中学校地区にコミュニティー・スクールを本格導入する。苫小牧東小中学校など7校の改築事業を進め、耐震化や老朽化対策による安全確保を図る。学校給食費の助成を行い、多子世帯の経済的負担の軽減など修学支援の充実に努める。幼稚園などからの要請に応じて、ALTを年に数回派遣し、外国語に興味関心を持つ契機とする。
【家庭・地域で子どもを育てる環境づくりの推進】
子育ての悩みや課題に関する保護者学習会を開く。改訂した市学校防災マニュアルに基づき、各学校で防災の全体計画を作成する。関係資料の提供を行い、防災教育の充実を図る。
【郷土の良さを生かした潤いのある生涯学習の推進】
美術博物館あみゅーで、ヒト型ロボットをモチーフとした作品を紹介する特別展、苫小牧市の水をテーマに、生き物や人に焦点を当てた企画展を開く。PMFオーケストラ演奏会や札響親子しおさいコンサートなどの事業を継続実施する。文化芸術振興助成事業などの支援により、市民が文化芸術に親しみ、芸術家の活動の場も広がるよう啓発と連携に努める。
















