苫小牧の市民団体、IR関連予算計上に抗議

苫小牧の市民団体、IR関連予算計上に抗議
プラカードを手に抗議する市民団体のメンバーら=20日午前8時すぎ、苫小牧市役所前

 苫小牧市がカジノを含む統合型リゾート施設(IR)誘致を見据えた関連事業費を2020年度予算案に盛り込むことを受け、苫小牧の市民団体「カジノ(賭博場)誘致に反対する苫小牧市民の会」が20日朝、市議会の開会日に合わせる形で抗議活動を市役所前で行った。市民約30人が集まり、職員の出勤時間帯に合わせてIR誘致反対を訴えた。

 抗議活動では「こどもの未来にカジノはいりません」と書かれた横断幕やプラカードなどを掲げ、IR誘致に前のめりな市の姿勢を批判した。同会の小形尚子事務局長は「道が慎重なのだから、市は早くIR誘致活動を中止し、新しいまちづくりを進めてほしい」と語った。同会は25日、市にIR誘致の断念を求める要請文を提出する予定としている。

 苫小牧市は20年度一般会計予算案で、国際リゾート構想推進事業費として1500万円を計上。IR候補地など誘客を想定した市街地の国際交流拠点化に向け、都市再生計画を策定する考えを示す。一方、申請団体である道は昨年11月下旬に最初のIR区域認定申請を見送る考えを表明。IR誘致をめぐる国会議員の汚職などを受け、20年度予算案にも関連事業費を盛らない可能性が濃厚となっている。

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