道主催の「工場見学会・参入交流会」が19日、苫小牧市柏原の自動車部品メーカー、アイシン北海道(桂山直樹社長)で開かれた。自動車産業の取引拡大を目指した事業で、同社では2年ぶり3回目の開催。道内、東北の40企業・団体の65人が参加し、同社との取引の可能性を探った。
北海道、東北の自動車生産のサプライチェーン(部品供給網)に参入する企業を増やそうと毎年、自動車部品メーカーの協力で開いている。
この日は同社が発注を視野に入れている部品を紹介し、受注する側の参加者が可能性を検討する「逆見本市」形式で実施。ピンや継ぎ手などの部品21点を並べた上、品名や用途、価格の目安などを資料にまとめて丁寧に説明した。参加者は部品を手に取りながら、新規事業の獲得に思いをはせた。
同社は部品調達を愛知県など広域で行っているが、近場で確保できれば輸送コストの削減につながると期待。桂山社長はライン新設などが続く工場の現況に触れながら「一緒に、北海道のものづくり企業の体質を強めていけたら」と協力を呼び掛けた。
工場見学会・参入交流会は道が、北海道機械工業会に委託しており、同会の齊藤知行専務理事も「北海道、東北エリアで企業が連携を深め、サプライチェーンを構築してくれたら」と期待している。
















