新型コロナウイルスの感染者急増に伴うイベント中止の動きが、苫小牧市内でも広がりを見せている。コミュニティセンターを受託運営する民間のNPO団体が自主事業分の開催中止を決め、貸しホールを利用する団体なども動向を注視しながら検討を進める。中には来場者にマスクを配布して実施したイベントもあり、感染拡大の対応に各関係者が苦慮している。
市文化交流センター(アイビープラザ)は29日に予定していたアイビーひなまつり茶会と、同センター初企画だった3月1日の復興支援フリーマーケットの中止を決定。市内各コミセンが計画していた自主事業は24日正午現在で、豊川コミセンが老人会など六つ、のぞみコミセンと沼ノ端コミセンがそれぞれ七つのイベント中止を決めた。豊川コミセンの関係者によると、児童サークルの保護者による会合なども中止が相次いでいるという。住吉コミセンは平常通りとしている。
中止や延期を検討する主催団体も増えている。苫小牧合唱連盟は3月7日の第21回苫小牧合唱まつり(会場・市民会館)の対応を今月28日に協議。来月8日に市文化交流センターで定期演奏会を計画している音楽グループは実施する方向だが「状況を見ながら判断したい」と話す。
また、苫小牧キリスト教船員奉仕会も24日、市内双葉町で運営するシーフェアラーズセンターや寄港中の外国船訪船活動を当面中止することを決めている。
一方、23日に市文化会館で定期演奏会を開いた苫小牧駒沢大学マーチングバンド部は、感染防止のため来場者約200人にマスクを配布し、開催にこぎつけた。学生たちが事前に品薄が続くマスクを手配。当日はマスク着用と入場時の消毒徹底などを呼び掛けたという。
















