道内の新型肺炎 感染者は30人に 苫小牧の70代女性 濃厚接触者52人

道内の新型肺炎 感染者は30人に 苫小牧の70代女性 濃厚接触者52人
記者会見する札幌市保健福祉局の矢野公一医務官(左)

 道と札幌市は24日、新型コロナウイルスに、石狩管内の学校教諭を含む男女4人が感染し、道内の累計感染者が30人になったと発表した。併せて同日まで確認した一部の患者の関連情報も公表し、特定済みの濃厚接触者が、道内8人目となる千歳市の検疫官は38人、道内9人目となる苫小牧市の70代女性は52人に上るという。道内22人目となる上川管内愛別町の70代の男性は、スクールバスの運転手だった。

 新たに感染を確認したのは▽札幌市の70代主婦と50代の男性会社員▽北見市の20代女性会社員▽石狩管内の50代男性教諭。男性教諭は江別市の公立学校に勤務しており、同市は25日に記者会見を開いて関連情報を公表する。市内の小学校で働く道内16人目となる女性感染者(給食配膳員)の濃厚接触者ではないという。

 札幌市の70代女性は、道内18人目となる同市の70代の男性会社員と、北見市の20代の女性会社員は道内17人目となる同市の50代男性会社員と、それぞれ濃厚接触して感染したとみられる。いずれも指定医療機関などに入院中、または入院を調整中だが、症状は安定しているという。

 これまで確認された感染者の容体は、道の橋本彰人保健福祉部長が道庁内で記者会見して公表した。道内22人目となる上川管内愛別町の70代男性と、26人目となる石狩管内の20代女子学生は、それぞれ人工呼吸器を着けている状況。道内2人目の男性会社員は確認が取れておらず、残りの患者の容体は安定、回復傾向にあるという。

 学校関係者で感染が広がりつつあり、橋本部長は「公衆衛生上の観点から子供に感染させないという取り組みも大切だが、子供のプライバシーを守るのも大事で、情報の出し方は次第に難しくなっている」と改めて強調。

 感染が増える理由については、札幌市役所内で記者会見した札幌市保健福祉局の矢野公一医務官が「北海道は中国からの旅行客が多く、武漢などからの渡航が制限される前に来た人が感染を広げた可能性があるのでは」と述べた。

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