新型肺炎対策チーム発足 道、感染者急増に対応 全庁横断で体制強化

新型肺炎対策チーム発足 道、感染者急増に対応 全庁横断で体制強化
感染拡大防止に向け、全庁横断組織として発足した対策チーム=25日午前10時20分ごろ、道庁地階

 道は25日、新型コロナウイルス感染症対策チーム(チーム長・橋本彰人保健福祉部長)を立ち上げた。道内各地で急増する感染症対策の体制を強化するための措置。医療体制班など計5班を設け、全庁横断組織として活動する。

 道内では24日に新たに4人の感染が確認され、計30人に達した。クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス号」関連を除くと、全国的にも東京都(32人=24日現在)に次ぐ感染者の多さ。管内別でも石狩(10人)、上川(7人)、胆振と渡島(各4人)、オホーツク(2人)、根室、釧路(各1人)と7管内に拡大している。

 対策チームは、道庁地階の危機管理センターに拠点を構える。総括、広報、医療体制、保健活動、相談対応の計5班を設置した。保健福祉部を中心に総務部、総合政策部なども加わり、スタッフは総勢41人で構成。医療体制班は北海道医師会との調整に当たるほか、診療・検査体制の整備、道立衛生研究所との連携作業に取り組む。

 保健活動班は患者発生から退院までの対応、保健所との連携調整、疫学調査を担う。相談対応班は、帰国者・接触者相談センターの運営支援などを行う。

 設置初日は、スタッフを集めて鈴木直道知事が訓示し「感染確認数は東京に次いで2番目に多く、感染ルートもなかなか判明していない。危機感を持って対応していかなければならない」と強調。加藤勝信厚生労働相に疫学調査の専門家の派遣を要請していることも明らかにし「行政面積は広域だが、やるべきことはすべてやっていく」と語気を強めた。

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