定例道議会開会 躍動する北海道実現 知事が道政執行方針演説 新型肺炎予防対策 あすから異例の12日間休会

定例道議会開会 躍動する北海道実現 知事が道政執行方針演説 新型肺炎予防対策 あすから異例の12日間休会
啓発の意味を込めてマスク姿で登壇し、道政執行方針演説をする鈴木知事=27日午前10時30分ごろ、道議会議場

 第1回定例道議会が27日、開会した。本会議では会期を3月25日までの28日間と決めた後、鈴木直道知事が就任2年目となる2020年度の道政執行方針演説を行った。知事は▽将来を見据え世界に翔(はばた)く道政▽連帯の力で困難を乗り越える道政―の二つの基本姿勢を掲げ、「直面するピンチをチャンスに変え、新たな地域づくりを発信するフロントランナーとして、北海道の創生に果敢に取り組んでいく」と意欲を示した。

 今定例会には、一般会計で2兆8201億円を計上した新年度予算案のほか、受動喫煙防止条例制定案など議案97件が提案された。

 道政執行方針演説で、知事は「新たな時代に躍動する北海道を実現するため、二つの基本姿勢で道政を進めていく」と強調。「将来を見据え―」では、北海道新幹線札幌開業の30年度までの「時間軸を意識することが、政策推進には重要」と説明。その間に予定する大きなプロジェクトを「可視化」し、「北海道の『ロードマップ』を広く道民と共有しながら北海道を発展軌道に乗せていく」と述べた。

 東京五輪の札幌開催や「民族共生象徴空間(ウポポイ)」が開業する新年度を、「このロードマップのスタートの年」と位置付け、「世界と北海道が多面的な形でダイレクトにつながる『新交流時代』の幕開けの年として記憶されるよう全力を尽くす」との姿勢を示した。

 さらに「連帯の力―」では、本道は全国を上回るスピードで人口減少が進行していることを指摘。「各地域の力と英知を結集し、道外で応援してくれる人たちとも協働し、民間と行政の力を重ね合わせ、その力を最大限発揮していく」と述べた。

 本会議では、知事に続き、道教委の佐藤嘉大教育長が教育行政執行方針を説明。午後から国の補正に合わせた公共事業を中心とする1560億円の19年度一般会計補正予算案の審議に入っている。

 今定例会は、道内でも感染者が急増する新型コロナウイルス予防対策のため、28日から3月10日まで連続12日間にわたり休会になる異例の措置を取る。代表・一般質問も11、12日の2日間に短縮。新年度予算を審議する予算特別委は17日からスタートし、3連休(20~22日)の休会を挟み、23日までの4日間を予定している。

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