苫小牧市議会定例会は27日、本会議で旧商業施設「苫小牧駅前プラザエガオ」の土地をめぐる訴訟で市が敗訴したことを受けた、控訴費用637万円を含む2019年度一般会計補正予算案など議案2件を原案通り可決した。議案審議の中で、岩倉博文市長が「あんまり単純な考えだけで発言しないでほしい」「議員には理解できないと思いますが」などと答弁したことに動議が出され、本会議が一時ストップする場面もあった。
これらの不規則発言は、冨岡隆氏(共産)が中心市街地の課題解決に向け「これだけ長い時間があった中で、何か対応できなかったのか」などと市の対応を疑問視した際に飛び出した。
岩倉市長は複雑だった旧エガオビルの建物と土地の権利集約に動き、全29個人・法人のうち、原告以外の権利者から無償譲渡を受けた経緯に触れ「何もしてこなかったわけではない。いろんな経過があった」と反論。双方ヒートアップした。
発言撤回を求める動議に対し、市長は議場で「失礼なことがあったら、おわびしたい」としながら「議員の質問にも、非常に失礼な言い方があるのも事実」と、納得し切れない様子だった。
最終的には議会運営委員会での協議を経て、金沢俊議長が「市長は発言に十分留意するようお願いします」と議場で注意。本会議を再開させた。
















