新型肺炎 道内の死者2人目 知内町の80代男性、新たに感染15人

新型肺炎 道内の死者2人目 知内町の80代男性、新たに感染15人

 道は27日、新型コロナウイルスに感染した渡島管内知内町の80代男性が死亡し、道内での死者が2人になったと発表した。同日、北見市での集団感染者を含む男女15人の新たな感染が確認され、道内の患者は54人となった。感染者が空知管内、十勝管内、桧山管内で確認されたのは初めてで現在、道内11管内に新型コロナウイルスが広がっている。

 亡くなった男性は道内10人目の感染者。3日に呼吸が苦しくなったことから管内の医療機関に入院し、22日に新型コロナウイルスの感染が発覚した。入院当初、症状は安定していたが、元来呼吸器疾患があったため入院後に状態が次第に悪化。27日未明に死亡を確認した。

 記者会見した鈴木直道知事は「大変残念で、謹んで哀悼の意を表したい。高齢、基礎疾患のある人はリスクが高く、適切な医療につなげることを認識しなければならない」とした。

 同日、新たな感染が確認された患者は▽札幌市内の50代の男性会社員▽同▽オホーツク管内の30代男性会社員▽同▽同管内の70代の男性▽厚岸町の60代の自営業男性▽釧路振興局内の40代男性会社員▽滝川市の40代女性会社員▽上川管内の10歳未満の男子▽十勝管内の10歳未満男子保育園児▽上川管内美瑛町80代男性▽桧山管内せたな町の30代男性消防士▽同町の80代自営業男性▽渡島管内八雲町の60代男性会社員▽木古内町の町立国保病院に勤務する40代女性看護師。

 このうち、札幌市内の50代男性会社員2人と、オホーツク管内の70代男性は、いずれも道内17、28、33人目となる感染者と共に、北見総合卸センターで開催された生活関連商品の展示会に参加している。40代女性看護師は、同日に亡くなった道内10人目の男性が最初に入院した病院の看護師だった。

 道によると、感染者に人工呼吸器が必要な重篤な症状はないが、2人は酸素吸入が必要な状態という。

 感染者の広がりに伴う、検査、診療態勢や病床の確保について、橋本彰人保健福祉部長は「状況次第では厳しくなる。北海道だけでやっていける話ではない。機を逸することなく国に伝えていく」と述べた。

 道によると、道内では1月28日以降、札幌市分を含め計272人(27日午後4時現在)の検体を調べた。

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