新型コロナウイルスの拡大を受け、道の鈴木直道知事は1日、道本庁舎で臨時記者会見を開き、小中学校で、児童生徒を複数回に分けて登校させる「分散登校」の実施を検討するよう、道教育委員会に要請したと発表した。児童生徒の健康状態を確認したいという学校側の意見を踏まえ、判断した。実施時期などの詳細は近く公表される見通しだ。
知事は「登校を分散させて児童生徒の感染リスクを減らす」と狙いを説明。「調整がつき次第、各学校の取り扱いを知らせる」と述べた。
2月28日に世界保健機関(WHO)が新型コロナウイルスによる肺炎の危険性を「高い」から「非常に高い」に上方修正したことを受け、「うつらない、うつさないという考え方を道民で共有し、拡大のスピードを抑える対策が必要」と強調。同日、安倍首相に北海道への特別な対策を要望してきたことも報告し、「しっかり対応したいと言ってもらえた」とした。
道民への外出自粛要請ついて、関係機関との調整不足が指摘されるが「不十分な部分は真摯(しんし)に受け止める。ただ、命や健康を守る観点から、専門家と協議した上でお願いした」と理解を求めた。
2日以降の対応としては▽換気が悪く、人が大勢集まる場所には行かない▽部屋の空気を定期的に入れ替える▽風邪気味なら自宅で休む―の3点に留意して生活するよう呼び掛けた。
今週末も外出自粛を求めるかについては、専門家の助言を受けて検討していく。
















