道は1日、新型コロナウイルスに感染した釧路管内の70代男性が2月29日に死亡したと発表した。感染者が亡くなったのは道内で3人目。同日と3月1日の2日間で、苫小牧市の90代女性を含む計6人の感染が確認され、道内の感染者は72人に。このうち3人が亡くなり、6人は2度の検査で陰性となったため退院。現在、入院中の感染者は63人という。
死亡した男性は1月17日に基礎疾患治療のため同管内の医療機関に入院していたが、2月23日から肺炎症状が出ていた。退院後の同25日に道立衛生研究所で新型コロナウイルスの検査をしたところ、陽性と判明。翌日から指定医療機関に入院していたが症状が悪化し、同29日午後7時ごろ、死亡した。
道によると、男性は基礎疾患の治療で入院した後の新型コロナウイルスの感染だったため、当初は院内感染が疑われていたが、医師や看護師、同部屋の患者など9人はいずれも陰性。院内感染の可能性は低くなったが、感染経路は特定できていない。
1日、新たに感染が発覚したのは▽江別市の20代女性看護師▽北見市の40代男性会社員の2人。北見市の男性は、これまで6人の感染が確認されている市内の北見総合卸センターで開催された生活関連商品の展示会の関係者という。
2月29日に新型コロナウイルスの陽性が分かったのは▽苫小牧市の90代無職女性▽札幌市の60代女性会社員▽同市の30代女性会社員▽同市の20代女性会社員の4人。苫小牧市の女性はこれまでの患者の中で最高齢で、同27日に呼吸苦などを訴えて胆振管内の指定医療機関に入院していた。同市内の感染者は5人となった。
札幌市内の60代女性は、道立総合体育センター(きたえーる)の清掃業務担当者。同施設は同29日から3月1日まで休館し、消毒作業を行った。
道保健福祉部の田中宏幸参与は「感染拡大を受け、道内の感染症患者の病床を現在の94床から2倍程度に増やす方向で調整している」と述べた。
















