高校入試 激励は規模縮小、受験生はマスク姿

高校入試 激励は規模縮小、受験生はマスク姿
塾講師による激励もわずかで、静かな会場入りとなった=4日午前8時ごろ、苫小牧東高校前

 新型コロナウイルスの感染拡大防止のため臨時休校中の全道の公立高校で4日、一般入試が行われた。苫小牧市内の高校でもマスク姿の受験生が目立ったほか、例年行われている塾講師や中学校教員による激励も大幅に縮小され、静かな会場入りとなった。

 募集定員240人に対し313人が出願し、最終出願倍率が1・3倍となった苫小牧東高校では、午前7時40分ごろから受験生が次々と訪れた。校舎前には保護者の乗用車が列をなし、マスクをした受験生が車から降り、足早に会場入りしていた。例年は市内の塾3校の講師陣が校門前でチョコレートや講師の寄せ書きを配る姿が見られたが、今年は1校のみ。入試当日の心構えをまとめたチラシだけを塾生に配っていた。

 追い込み時期に突然の休校となった受験生。啓明中学校の男子生徒(15)は「戸惑いもあったが、きのう担任の先生から応援の電話をもらって励みになった」と感謝。ウトナイ中学校の女子生徒(15)は「コロナウイルスやインフルエンザに感染せず、この日を迎えられた。昨夜は緊張してなかなか眠れなかったが、実力を出し切りたい」と力を込めた。

 校門で塾生を見送った塾の担当者(49)は「入試終了後に塾に集まって行う自己採点会を今年は中止した。異例の事態で塾生や保護者から不安の声もあったが、これまでの努力を信じて頑張ってほしい」とエールを送った。

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