新千歳 中国線95%運休 台湾、韓国線にも波及 新型肺炎感染拡大が影響

新千歳 中国線95%運休 台湾、韓国線にも波及 新型肺炎感染拡大が影響
閑散とした新千歳空港国際線ターミナルビル到着口

 感染拡大が続く新型コロナウイルスの影響で、新千歳空港国際線の航空旅客は、2月に続き3月も中国線を中心に大幅に落ち込む見通しだ。国土交通省新千歳空港事務所の集計によると、2日時点で中国本土路線(香港、台湾を除く)の9割の便がすでに運休を届け出ており、台湾線や韓国線などにも拡大している。北海道の空の玄関口は、人影がまばらな状況が続く。

 同事務所によると、3月(29日以降の夏ダイヤは除く)に新千歳発着予定だった中国本土便は、約290往復580便。このうち、約270往復540便の運航が取りやめとなった。北京線と上海線は一部が運航予定だが、それ以外は全路線が運休となる。

 2月は約310往復の予定発着便数のうち、7割の約220往復が運休した。予約の減少により3月1~28日の運休割合は2割ほど上昇し、95%に上る見通し。各社は運休の届け出を随時出すため、今後も割合が高まる可能性がある。

 中国本土路線以外にも影響は広がっており、国際線全体で約830往復のうち約450往復が運休する。ロシア・ウラジオストクを週3往復で結んでいたウラル航空は同期間の全便、台湾線は4割、韓国線は3割、香港線は1割の便について運航を見合わせる。

 新型肺炎をめぐっては1月27日、中国政府が海外団体旅行を禁止。その後も日本国内での感染拡大を受け、海外政府が日本への渡航で警戒レベルを引き上げたり延期を呼び掛けるなどし、各国で訪日旅行を控える動きが強まっている。

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