苫小牧市表町の青木ダンススクール(青木憲隆代表)は、22日で同スクールと活動場所のプラザホールを閉める。新型肺炎の感染者が出れば迷惑が掛かると、「断腸の思い」で決断した。半世紀のダンス歴があり、舞踊界の要職を歴任してきた青木代表は、3月末でダンス界からも退く。
同教室は1985年に市内音羽町で開校。現在は表町の王子不動産第1ビルのプラザホールで、毎週50~70人にレッスンしている。生徒のほか、市内のダンスサークルや奉仕団体が活動やパーティーで利用し、毎月500人以上が出入りしている。
同ホールのダンスフロアは天井までの高さが6メートルほどあってゆったりした雰囲気。ダンサーが疲れないよう床にクッション性の高いゴムを敷き、音響の質も高い。ホールの魅力に引かれたり、青木代表を慕って神奈川県や千葉県から訪れたりする愛好者も多い。
ところが2月下旬から、新型肺炎拡大防止の影響で3~5月のサークル活動やイベントの申し込みが次々にキャンセルされた。終息の見通しが立たない中、「利用者から一人でも感染者が出たら、多方面に迷惑が掛かる」とスクールの閉鎖を決めた。
7日の教室で生徒たちに閉校を発表したところ、メールや電話で惜しむ声が続々と寄せられているという。青木代表は9日に苫小牧民報社を訪れ、「今まで多くの方々にご支援いただいたことに、本当に感謝しています」と語った。
同スクールは「最後のお別れ会」を22日午後1時からプラザホールで開く。入場料は1000円。問い合わせは青木代表 携帯電話090(3113)6348。
















