川沿町の八島恵美子さん 自宅と店舗で幼児ら預かり

川沿町の八島恵美子さん 自宅と店舗で幼児ら預かり
地域の母親や子どもたちのため、サロンと自宅を開放する八島さん

 苫小牧市川沿町のセラピスト、八島恵美子さん(46)が、自宅や自身が経営するエステサロンの店舗を子どもたちと母親のために開放している。市内小学校の一斉休校に際して、働いている人や子育ての合間の息抜きを必要とする人のため、1日3人限定で子どもたちを預かる。八島さんは「地域でお母さんをサポートすることが大切」と話す。

 かつて会社で働いていた八島さん。自宅近くに実家があり、両親に2人の子どもを預けて勤務できたことを「恵まれていた」と振り返る。地域には子育てと仕事の両立が大変な母親がいることをおもんぱかって「子どもの手が離れた今だからこそ、働くお母さんたちの力になりたい」と子どもを預かる取り組みを始めた。フェイスブックで利用を呼び掛けている。

 対象は幼稚園の年少から小学2年生。預かり場所は川沿町内の自宅か店舗のいずれかで、八島さんが子どもたちの相手をする。預かり時間は午前9時から午後5時。受け付けるのは月、水、木、土曜日で、時間は日によって変動がある。利用には手洗いとうがいの励行、コップとタオルの持参、マスクの着用―といった約束事がある。食べ物のアレルギーや服薬している子どもは預かることができない。

 女性専用サロン「セルフィッシュ」の代表として、リンパケアやフェイシャルエステを行う八島さんは、胆振東部地震の際も安平町で被災者の心身をケアするため無料施術に取り組んできた。その経験が人を支援したいと思う意識を高めたことも、今回の活動の背景にある。帯広市の友人からは「自分もやりたいと思っていた」と賛同の声が寄せられ、道内に広がる兆しも見えている。八島さんは「お母さんが子どもと一緒に来てもいい。おしゃべりをして気分転換してもらいたい」と話している。

 期間は24日までを予定。利用料は昼食、おやつ、暖房費として1日1000円。午前や午後だけの利用は割り引きする。事前連絡が必要で、問い合わせは八島さん 電話0144(75)7535。

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