新型コロナウイルスの感染拡大による利用者減少を受け、道南バス(室蘭市)は17日から31日まで、苫小牧―札幌間の「高速ハスカップ号」を含む都市間高速バス4路線での一部運休を決めた。JR北海道も23日以降、札幌―東室蘭間の「すずらん」など特急列車を一部減便する。いずれも経費削減が目的だが、市民生活への影響が懸念される。
道南バスの運休は、高速ハスカップ号が全28便中12便と最も多い。
このほか、室蘭―新千歳空港間の「高速はやぶさ号」が全18便のうち8便、登別温泉―新千歳空港間の「高速登別温泉エアポート号」は全6便中4便、登別温泉―洞爺湖温泉間の「高速いぶり号」は全4便を運休とする。
11日、記者会見を開いた同社の長谷川義郎社長は、いずれも外国人観光客の利用が多かった路線で3月の利用客が前年同月比50%以下に落ち込んでいると説明。「3月は卒業旅行の時期だが、(国内の)若者の利用も減っており、今、運休しておかないと経営に直結する。公共交通を維持するため、苦渋の判断」と理解を求めた。
JR北海道も同日、同様の理由による特急の減便を発表。JR苫小牧駅に停車する「すずらん」と「北斗」も対象となった。
すずらんは上下線全12本のうち、23日から札幌行きと室蘭行きで各3本。北斗は上下線全24本のうち、4月6日から札幌行き、函館行きで各2本を減らす。
いずれも4月23日までの予定。状況によって変更する可能性もあるという。
















