苫小牧ホテル旅館組合(佐藤聰組合長)と苫小牧宿泊業支配人会(黒井克哉代表幹事)は、新型肺炎の感染拡大を受けた、1~3月の加盟施設の被害調査結果(10日現在)をまとめた。宿泊予約は延べ1万102人のキャンセルが発生し、損失額は7656万円に上った。前回(2月4日時点)調査時よりキャンセル、損失額とも大きく増加し、新型肺炎による影響の深刻化がうかがえる。
両団体が加盟する市内のホテルや旅館計13施設から聴き取った。
キャンセルの月別内訳は1月646人(前回調査時比105人増)、2月4111人(同3047人増)、3月5345人(同5179人増)。新型肺炎の感染拡大に伴い、2月と3月に急増した。
損失額は1月411万円(同93万円増)、2月3142万円(同2439万円増)、3月4103万円(同3999万円増)となった。
宿泊キャンセルは、前回調査時、インバウンド(訪日外国人旅行者)が8割を占めたが今回は、学生のスポーツ団体や国内の旅行者などからもキャンセルが相次いだ。
宿泊予定者に占めるインバウンドの割合は、1月と2月が約4割、3月は約1割。工事関係者の宿泊が大きく落ち込んでいない一方、サラリーマンの出張などは減っており、影響の度合いは施設によって差が出ている。
同組合の佐藤組合長は「道内、市内で感染者が確認されてから、キャンセルがさらに増加した」と指摘。今月に入ってもキャンセルは相次いでおり、「一日も早く感染拡大が収束し、平常化してほしい」と話している。
















