帝国データバンク札幌支店は、2月14~29日に道内企業を対象に実施した「新型コロナウイルス感染症に対する意識調査」結果を発表した。「マイナスの影響がある」と見込む企業の日別では、14日は50・7%だったが、29日は82・4%に増加。日を追って急上昇している。
「マイナスの影響がある」と見込む企業の割合は、道が新型コロナウイルス感染者に関する公表基準を見直した翌日の18日に64・3%と6割を突破。道内の感染者が拡大した22~24日の3連休期間に、7割台になった。さらに28日に鈴木直道知事が「緊急事態宣言」を発表し、週末の外出自粛を要請した29日には82・4%と8割を超えた。
調査は道内企業1126社を対象に実施し、531社から回答を得た(回答率47・2%)。調査期間中の平均値で、「マイナスの影響がある」と見込む企業の業界別では、「卸売」(71%)が最多。これに「小売」(66・7%)と「農・林・水産」(同)、「サービス」(61・1%)が続いた。
企業からは「業界にとって、かつてないほどの大変な不況になることは避けられそうになく、個々の企業で対応できるレベルではない」(旅館・ホテル)、「イベント会場への料理仕出しを行っており、イベント中止に伴うキャンセルの補填(ほてん)もない」(飲食店)、「景気に対する期待感が失われていくことで、消費マインドの低下や買い控えが発生していく」(自動車・部品小売)など、切実な声が上がっている。
















