静かに喜びの春 公立高校入試、学校前の掲示取りやめネットで合格発表

静かに喜びの春 公立高校入試、学校前の掲示取りやめネットで合格発表
中学校に登校し、担任教諭から合格通知書を受け取る生徒=17日午前11時20分ごろ

 道内の2020年度公立高校一般入試の合格発表が17日、行われた。新型コロナウイルスの感染予防のため、今年は各高校前での受験番号の掲示を取りやめ、ホームページ上で発表するという異例の形式。苫小牧市内の公立高校5校でも同日午前10時、合格者の受験番号を各校ホームページ上に一斉に掲載した。掲示板の前で歓声を上げたり、抱き合ったりと、喜びを爆発させる生徒や保護者の姿が見られない静かな春となった。

 道内の公立高校では例年、校舎前の掲示板で合格者の受験番号を発表していたが、道教委は不特定多数の人の密集を避けるため、発表形式の変更を決めた。

 市内の中学校では合格発表後、合否の報告と入学に関する事務手続きのため、生徒を集めることが慣例となっており、同日も自宅で合格を確認した生徒が登校。感染予防のため分散登校させる中学校も多く、啓北中学校(前田勝也校長)でも1学級ごとに時間を区切って生徒を集めた。

 このうち、3年1組ではマスク姿の生徒約20人が登校。担任の松永圭輔教諭が「頑張ったね。おめでとう」とねぎらいながら合格通知書を手渡すと、生徒たちは満面の笑みをマスクの下に浮かべていた。

 苫小牧東高校に合格した小沼藍さん(15)は「家のパソコンで家族と一緒に合格発表を確認した。自信がなかったので合格できてうれしい。高校では勉強を頑張りたいです」とほほ笑んだ。

 道教委によると、同日正午時点で合格発表に関するトラブルは確認されていないという。合格者が募集人数に満たなかった学校は、22、23日に2次募集の出願を受け付ける。

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