新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、4日から臨時休館していた苫小牧市内にある52の公共施設のうち、7施設が23、24日に再開を予定している。利用者が密集して接触する可能性が低い屋外のスポーツ施設や社会教育施設など。各施設では再開に向けた準備を本格化させている。
23日に再開する施設の一つ、まちなか交流センター・ココトマ(表町)では休館中、スタッフらで施設や設備の清掃、消毒に注力。再開日が決まった19日以降は、ラウンジやカフェスペースのテーブルの間隔を広げたり、図書や一部設備の利用を制限したりするための準備を進めている。
同施設はバスの待合やカフェでの食事、ラウンジでの読書や自習など不特定多数の人が自由に利用する施設。再開後は1時間置きに換気や施設内を消毒をするなどし、感染予防対策を徹底する。今月末までは貸し館は行わず、図書の利用も制限。幼児コーナーは閉鎖し、玩具も撤去する。一方、ラウンジやカフェ、おむつ交換用の個室、バスの待合スペースは従来通り自由に利用できる。
ココトマの筒井愛美館長代理は「再開に関する問い合わせが毎日のように寄せられていた。多くの人が待ちわびているよう」と話す。同施設では閉館中に行った消毒作業の様子をインターネット交流サイトで公表しており、筒井館長代理は「安心して利用してもらえるよう、施設としても精いっぱいの対策を講じている。皆さんが安全な範囲内で少しずつ外出できるようになることを願っている」と語った。
このほか、23日は緑ケ丘公園内のサッカー場と陸上競技場、24日は中央図書館、美術博物館、サンガーデン、勇武津資料館が再開する予定。のぞみ、豊川、住吉、沼ノ端のコミュニティセンターや沼ノ端交流センターなどにある、市内7カ所の図書コーナーも23日、図書の貸し出し業務を再開させる。
市は4日、新型コロナウイルスの感染予防対策として、公共施設を一斉に臨時休館した。当初の休館期間は19日までの予定だったが、15日に市内で感染者が確認されたこともあり、休館期間を31日まで延長。一方で、市民生活への影響が懸念されることから、一部の施設を20~24日に再開することとした。
















