北海道保険医会は、道内の病院を対象とした新型コロナウイルスの感染拡大の影響調査の結果をまとめた。9割近い病院が感染拡大防止に向けた「特別な対応を取っている」としたほか、6割が「発熱症状のある新患は受診を断る」といった受診制限を行うなど、苦慮している医療現場の実態が浮き彫りとなった。
調査対象は道内291カ所の病院で、146カ所から回答を得た。
外来患者の受診制限の具体的な方法は、発熱患者の隔離や予約制の診療、受診時間を分ける―など。入院患者の受け入れ制限については4割が、見舞いの制限については9割以上が、それぞれ「している」と回答した。
職員確保については3割以上が「支障があった」とし、一斉休校の影響は半数以上が「ある」とした。経営への影響は、8割以上が「3月は減収見込み」と回答した。
自由記述には、「医療従事者用のマスクが枯渇している」「アルコール消毒液の入荷の見込みがない」といったマスクや消毒液の不足を訴える声が多く、国や自治体による実効性のある取り組みが求められている。
















