帝国データバンク札幌支店は、2月の道内企業の景気動向調査結果を発表した。新型コロナウイルス感染拡大の影響は道内企業も直撃し、景気DI(「良い」と答えた企業の割合から「悪い」と回答した割合を引いた指標)は前月比3・4ポイント減の39・0となり、5カ月連続で悪化した。景気DIが40を下回るのは、2016年6月以来、3年8カ月ぶり。下げ幅(3・4ポイント減)は、胆振東部地震発生時(2018年9月、3・2ポイント減)を上回り、02年5月の調査開始以来最大となった。
ただ、全国平均も前月比3・2ポイント減の38・7と引き続き悪化。道内は8カ月連続で全国を上回ったが、その差は0・3と4カ月連続で縮小した。
規模別の景気DIは、5カ月連続で全ての規模で悪化した。大企業が2・3ポイント減の42・3。中小企業は3・6ポイント減の38・3となり、40を下回った。中小企業のうち、小規模企業は3ポイント減の41・2だった。
業界別の景気DIも、胆振東部地震発生時以来、1年5カ月ぶりで全ての業界(9業界)で悪化した。特にサービスは7・5ポイント減の38・4、運輸・倉庫も6・9ポイント減の31・8、製造も4・1ポイント減の33・0と大きく悪化。この他、卸売は3・8ポイント減の35・8、小売も2・4ポイント減の33・3に。9業界中、5業界でDIが40を下回った。
今後の景気DI見通しは、「3カ月後」が39・3(前月調査43・6)、「6カ月後」が41・5(同45・1)、「1年後」が40・9(同42・1)。3指標とも悪化している。
同支店では「新型コロナウイルスの影響は、幅広い業界から懸念の声が寄せられている。終息時期が見えない中、先行き不透明感が増している」と指摘している。
調査は2月13~29日にインターネットで実施。1126社を対象に、531社から回答を得た(回答率47・2%)。
















