室蘭開発建設部は、苫小牧市中心部を走る国道276号緑跨(こ)線橋の歩道に防犯灯を増設し、点灯を開始した。2年間の通行止めを経て、リニューアルした新陸橋は昨年11月末に通行を再開させたが、地域住民などから「夜間、歩道の照明をもっと明るくしてほしい」といった声が上がっていた。
市内緑町・音羽町地区と若草町・新中野町地区を結ぶ延長700メートルの新陸橋は、道路を旧陸橋の5~5・5メートルから6・5メートルに拡幅したほか、歩道を全区間に延長。幅も2・25メートルから3メートルに広げ、傾斜のきつかった階段を上り下りする必要がなくなり、歩道を利用する市民が増えている。
一方で、当初、道路の照明は東西の歩道に街路灯が1基ずつで、「夜間は薄暗く、歩くのが不安」と住民らから対策を求める声が寄せられていた。
市も昨年12月、照明増設を要望。室蘭開建は今年1月、歩道沿いにソーラー発電式の人感センサー付きの防犯灯を計50基設置したがさらに今回、街路灯とケーブル接続した夜間常時点灯のLED(発光ダイオード)照明の防犯灯を歩道の東西に10基ずつ付け、照度を高めた。
点灯は26日にスタート。同跨線橋の歩道をよく利用するという市内若草町の女性(50)は「歩道が明るくなると、安心感が高まる」と話した。
室蘭開建によると、街路灯を複数設置する目安は車の通行量で1日2万5千台以上。緑跨線橋は1万5千台前後で、東西に1基ずつとした経緯がある。担当者は「歩行者の安全確保のため、防犯灯を増設した。今後の状況もしっかり見ていきたい」としている。
















